季節はすっかり秋になりました。
明け10月2日には、多くの企業で内定式が行われることでしょう。

当社がお付き合いをさせていただいている各動物病院でも
徐々に内定者が出揃い、2018年新卒の採用を締め切る病院も
出始めてきました。

今年は非常に嬉しいことに

・数年ぶりに獣医師・看護師ともに複数名の内定が出た
・過去最高の内定者数だった
・これまで採用実績のなかった大学・専門学校から内定が出た
・初めて在学中の獣医学生がアルバイトに来ることになった
・ずっと欲しかった経験者の獣医師が入社することになった

など、求人に関する有難いご報告をたくさんいただいています。

しかし、これらの動物病院が毎年思い通りに採用活動を
展開できているかというと、決してそうではありません。
思うように採用ができず、院長先生と一緒に悩み、
苦い思いをしたことも、これまでたくさんありました。

また採用に関しては、相手があることですので、
かけた時間やお金が必ずしも結果に反映されるとは限らず、
「運」や「縁」に左右されるというのも抗いがたい事実です。

 

ただ一つ言えることは、今年の採用活動で成功された病院は
労を惜しまず、多くの学生と出会う機会を持たれてきたということです。

・オリジナルのわかりやすい求人資料を作り、多くの学校に発送する。
(獣医師はもちろん、看護師も全国の学校に送っており、
東北の学校から関西の動物病院への就職などの事例も出ています)
・求人専用サイトを作るなど、求職者にわかりやすく情報発信する。
・無料の求人サイトなど、使えるツールはもれなく使い窓口を増やす。
・大学や企業などが主催する就職説明会に参加する。
・自ら学校に申し込んで就職説明の機会を作ってもらう。
・知人などを通じて求職者を紹介してもらう。

ということに、各病院、例年以上に熱心に取り組まれてきました。

また就職説明会や実習の受け入れなどの際は、
院長先生だけでなくスタッフ一丸となって取り組んできました。

そのように採用活動に多くの時間と人手を費やして
来られてくるのを間近で拝見していたので、
それを微力ながらお手伝いできたこと、
そして結果が伴ってきたことは私もとても嬉しく感じています。

自ら行動し、多くの求職者と出会うことの大切さを
改めて痛感させられた1年となりました。

またもう一つ強く感じたことが「就職活動の早期化」です。
獣医学生の場合、最近は4年や5年である程度実習を回り、
6年になる頃には就職先を決めてしまうというケースも
珍しくありません。中にはもっと早いケースもあります。

既にいくつかの病院は2018年卒の学生に内定を出しつつ、
2019年以降卒の学生の実習を受け入れるなど
早め早めに行動をされています。

当社でも、来月には有志の動物病院を募り、
獣医大学で合同就職説明会を開催してきます。

採用の肝は「人事を尽くして天命を待つ」ことだと思います。
採用をお考えの動物病院には、よい出会いのために、
使える機会は全て使うという気概で臨んでいただきたいと
思いますし、当社もそれに負けないよう「人事を尽くす」ための
お手伝いを精一杯やっていきたいと考えています。

//////////////////////////////////////////////////////

動物病院経営パートナー En-Jin 企業理念

1.院長先生の想いを推進する「エンジン」に
ノウハウや理屈を教えるだけではなく実務を推進。
「やりたいこと」を形にします。

2.動物病院のメンバーが「円陣」を組めるように
病院全体がイキイキと同じ方向に進めるよう、
スタッフマネジメントをサポートします。

3.動物病院に多くの出会いをもたらす「縁人」に
飼主様・スタッフ・外部専門家などとのご縁をつなぐ
架け橋になります。

//////////////////////////////////////////////////////